アロテナ秘話 ~Traverer -旅人-~

女性は旅人です。
「キレイ」を旅する永遠の旅人です。
女性は年頃になるとお化粧をします。
100%では無いと思いますが、
かなりの確率でお化粧を始めます。
メイクをする事と、お肌を汚すのは同じ意味ですから
クレンジングで化粧を落とし、そのあと洗顔をします。
そこに潤い成分や美白成分、美肌成分などをローションやクリームで補います。
TVや雑誌にはきれいな有名女優やスタイルのいいモデル。
洗練されたコピー。
甘く滑舌のいい声。
莫大な広告費をかけブランディングされたスキンケア商品たち。
ファンデーションを頬に乗せ、口紅にルージュをひいた瞬間から
永い永い旅に出るんだそうです。
羅針盤を持たないまま大海原に船出するのです。
ひたすらに「美」という新天地を求めて・・。
ある人は大きな島、その名は資生島。
ミキモト真珠島もあります。
再春館島も。
それぞれに島民がいます。
新しい事にチャレンジする事が嫌いな島民たち。
島の生活にどうしてもなじめずすぐ新しい島を目指す人。
船出し、いい島を見つけここに永住しようかなー、と思っていたところに・・
港で噂を耳にします。
「ここから南に30キロすごい島があるみたいよ」
また、この人は船を出します。
40代50代の人しか住まないセレブな島。
10代ばかりが住むDHC島は砂浜しかありません。
いずれアンチエイジングのエキスが湧く泉のある島に移り住むのです。
そんな多種多様な島々が浮かぶ海にひときわグリーンに輝く島があります。
茶畑いっぱいの島です。
宝塚出身の、この島の女王様は言います。
「あきらめないで」

そして、また新しい島が生まれました。
桜の苗木が一面に植わった島。
肥料は黒体と呼ばれる黒い粉。
オリーブに囲まれた小さい小屋には初老の夫婦が住んでいます。
おいでやす。
アロテナ島へ。
と、まあ、こんな感じで次から次へ島を渡るのだそうです。
この旅に終わりはありません。
永遠に続くのだそうです。
僕が20才ぐらいのときです。
僕のおばあちゃんが近所のおばあちゃんと話をしていました。
「あんたはいいねえ、肌が白くって」って。
僕はおばあちゃんが49歳のときの孫ですから、
70歳前後のときにこんな会話をしてました。
女性って・・・
そう言えば、僕の母は最近まで「ヴァーナル」を使ってました。
着払いの荷物に10000円札を2枚出している母を見て
「バカが・・」って思ってました。
母は2、3年前から年金をもらっています。
女性って・・。
何のためにキレイでいたいんですか?
妻は答えてくれました。
きれいな奥さんとそうでない奥さん。
どっちがいい?
答えは・・・。










